日本には、お城が沢山ありますが、江戸時代以前に建設され、現在まで保存されている天守閣の残っているものが12城あります。木造建築ですから、修復や修繕をしながら、ほぼ創建当時のままを維持しています。
12城全部実際に行ってみたので、それぞれのお城の特徴とオススメポイントをご説明します。
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犬山城 愛知県の現存天守
犬山城は、木曽川沿いの城で、木曽川の対岸からの眺めが絶景です。犬山城は、尾張藩の家老の成瀬一族が9代に渡って江戸時代、犬山藩を治めていたのですが、そのあと、お城は
丸岡城 福井県の現存天守
丸岡城は、現存する日本最古の天守閣です。こじんまりしたお城ですが、近づくと、歴史の重みのただものではない雰囲気があります。外観は2階建てに見えるが、中に入ると3階建ての二層三階という構造です。織田信長が越前攻略したのち、柴田勝家の甥、柴田勝豊がここに城を移しました。戦としては、豊臣秀吉の天下統一を決めた賤ヶ岳の合戦が有名ですが、まさにその時代です。ですから、城は、現存する最古の様式を有していると言われています。
弘前城 青森県の現存天守
東北で唯一の現存天守です。江戸時代に天守閣を建てるのが遠慮されたりした事情もあるのか、仙台の伊達家の仙台城でも天主がありませんでした。弘前城は城内の桜も見事です。最近は、石垣が外側に膨らむ「はらみ」の問題が起き、石垣の修理のために、天守閣を工事の間、3ヶ月かけて、別の場所に動かすという工事で話題になりました。石垣の修理が終了次第、元の天守台の上に鎮座することになります。
高知城 高知県の現存天守
丸亀城 香川県の現存天守
姫路城 兵庫県の現存天守
松江城 島根県の現存天守
彦根城 滋賀県の現存天守
人気のゆるキャラのひこにゃんにも会えます。