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信長の二十四時間は、歴史小説版 ドラマ『24 —TWENTY FOUR—』だった!
『信長の二十四時間』は、NHK出版のWEBマガジンで好評の連載を単行本化したものです。
この作品の発想の元となったのは、アメリカの人気ドラマ『24 —TWENTY FOUR—』。
24のスピード感あふれる展開、先の読めないドキドキ感などを日本の歴史に当てはめて、迫力ある作品が描けないか。そう思っていたところ、本能寺の変に行き当たったそうです。
第一部では本能寺の変に至る直近の状況
第二部では本能寺の変前日の緊迫した展開
最後の第三部に六月二日当日の出来事と後日譚
スピード感溢れる展開で、まさにオススメの一冊。
信長の二十四時間 (講談社文庫) に登場するお城
安土城
備中高松城
信長の二十四時間 (講談社文庫) 富樫 倫太郎(著) 内容紹介
すべての人間が信長を恐れ,同様に信長を討つ機会をうかがっていた。いままで想像し得なかった「本能寺の変」を克明に描く問題作。天下統一を間近に織田信長は、平定後の未来図を描いていた。それは絶対的な専制君主となることで、そのためには、功臣たちを誅するのではと恐れられていた。疑心暗鬼になる明智光秀、豊臣秀吉ら武将たちや信長に虐殺され復讐の念を抱く伊賀者の残党。誰もが信長を亡き者にせんとする動機があった。
著者、富樫倫太郎さん略歴
1961年、北海道函館市生まれ。函館というと、五稜郭を見て育ったのでしょうか!。
’98年第4回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。軍配者シリーズなど、名作も多いですよね。『早雲の軍配者』、『信玄の軍配者』、『謙信の軍配者』。